- 2025/05/04
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歴史
永禄5年(1562年)に春林宗俶(大徳寺98世)により黄梅庵として草創された。春林は織田信長が帰依した禅僧である。
その後、春林の法嗣の玉仲宗琇(大徳寺112世)が豊臣秀吉、小早川隆景らの帰依を受け、堂宇を整備。黄梅院と改められた。天正14年(1586年)に本堂・唐門(玄関)が、天正17年(1589年)に庫裏などが整備されている。当院は近世を通じて毛利家の保護下にあった。
建造物
本堂(重要文化財)
天正14年(1586年)に豊臣秀吉の援助により建立された本瓦葺・入母屋造の建物で、禅宗特有の特徴がよくみられる。昭和52年(1977年)に約400年ぶりに解体修理が行われた。内部の襖絵(重要文化財)は雪舟の画風を継承した毛利家・御用絵師である雲谷等顔(うんこくとうがん)筆で、室中の「竹林七賢図」や檀那の間の「西湖図」など44面が残る。
書院・自休軒(じきゅうけん)
大徳寺を開いた大燈国師の遺墨「自休」を扁額に懸けて軒名としたもので、千利休の師・武野紹鴎(たけのじょうおう)好みと伝わる昨夢軒(さくむけん)という4畳半の茶室がある。
庫裏(重要文化財)
天正17年(1589年)に小早川隆景の寄進によって建立された切妻造・板葺の建物で、日本で現存最古の禅宗寺院の庫裏とされ、禅宗寺院の生活様式を今に伝える。
唐門(重要文化財)
本堂と同時期に秀吉により建立される。重要文化財指定名称は「玄関」。
表門
庫裏と同じく小早川隆景により建立されたもので、平成17年(2005年)に修理された。
鐘楼
梵鐘は天正19年(1592年)に加藤清正により寄進されたもので、朝鮮伝来のものと伝わる。
庭園
直中庭(じきちゅうてい)
千利休62歳の時に作られた苔一面の枯山水庭園で、豊臣秀吉の希望による瓢箪を象った池を手前に配し、加藤清正が持ち帰った朝鮮灯籠が据えられている。
破頭庭(はとうてい)
本堂の前庭にあたる簡素な庭で、天正年間に作られたといわれる。
作仏庭(さぶつてい)
本堂の北裏側にある庭で、生々流転(しょうじょうるてん)を表しているという。